Office 365 を Business Premium にした

今まで、Office365 Solo を使用してたのを、4月からの仕事がPower Appsを使用する案件ということもあって、Office 365 Business Premium に切り替えることにした。多少費用は増えるけど、SharePoint Online と Teams が使えるのは先の仕事を考えるとメリットの方が大きいかなと判断した次第。正直、SharePointに関してはOneDriveとの住み分けも曖昧だし(というか、個人向けのOneDriveと企業向けのOneDrive for Businessが別物なのも意味不明。今回、契約変更に伴いデータを移行しなくてはならず大変面倒だった。何とかならんもんなのか)、どれほど便利なものかちょっと懐疑的なところもあるけれど、結構活用しているお客さんもいるし、次の仕事でも SharePoint Online上に保存された文書を Power Apps Portal に引っ張ってきて表示するというような要件もあるので、まったく知らないという訳にもいかないかなぁと。

AzureやOffice365からみの案件って使う分には便利で良いのかもしれないけれど、無料体験版が用意されてたりするけれど、仕事で開発するには環境整えたりするのが面倒だったりいろいろ開発する上での制約が多かったりするので、進んでやりたい仕事ではないけれど、仕事だから仕方ない。

不思議なコード

開発チームの他のメンバーのコードを見てたら不思議なコードが出てきた。
async/await を利用した非同期の処理なんだけど、

function async asyncFunc(): Promise<string> { ... 何か文字列を返す非同期の関数 }

await asyncFunc().then(s => { ... 戻り値を利用した処理 });

非同期の関数である、asyncFunc() の返してきた Promise を then で受けて、その then の返す Promise を await で待つ。
文法的に間違いではないので動くコードではあるけど、意図が良く判らない。というか、十中八九、TyypeScript(JavaScript)の async/await ・Promise について理解してないということだと思うんだけど、なぜこういうコードを書こうと思うに至ったか、その発想の経緯が知りたい。

ネットで検索してコピペしてるだけだと、こういう書き方にはならないと思う。おそらく本人なりの試行錯誤があって辿り着いたコードだと思うんだが…

プログラミング TypeScript

2019年に出た「実践TypeScript」は良い本だったけど、後半の実践編は確かに実践的ではあったけどかなり高度な内容で正直ついていけない部分もあったりして、入門書として読むにはちょっとハードルが高い本だった。しかし、他のTypeScriptに関する本はちょっと内容が古くて今読むにはどうかなぁという感じ。 今回でたオライリーの「プログラミング TypeScript」は日本語で読めるTypeScriptの良い入門書ないよ問題を完全に解決する良書。手始めの入門から日々使う上でのリファレンスの用途まで常に手元に置いておきたい1冊。

この1年ほど、Angular での開発をしてて Angular も TypeScript も初めてただったんだけど、正直、自分として満足のいくコードが書くことができなかった。この本が1年前に出ていたら、もうちょっとマシなコードが書けていたのではないかと悔やまれる。

プログラミングTypeScript ―スケールするJavaScriptアプリケーション開発

プログラミングTypeScript ―スケールするJavaScriptアプリケーション開発

  • 作者:Boris Cherny
  • 発売日: 2020/03/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

NASの修復

祝日で時間が取れたので、先日、壊れたDS218Jのディスクを交換した。

DS218Jをシャットダウン(やり方を忘れて迷ったが、DiskStation 画面右上のオプションメニューから実行できる)して、故障したドライブを交換。
再立ち上げした後、DiskStationからストレージマネージャーを立ち上げて、新しいドライブを認識しているのを確認、ストレージプールから修復を選ぶだけで、あとは自動的にやってくれる。修復には結構時間がかかるようなのでしばらくは放置しておく。

ついでに購入した、外付けのSSDも体感的には内蔵のSSDと変わらないぐらい高速。Windowsでの利用も考えて、exFatでフォーマットして利用してんだけど、Mac OS拡張フォーマットとどっちが良いんだろうか?

RASのディスクが死亡

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自炊した漫画や雑誌などの保存用として、Synology の ds218j を使用してる。
最近、何だかアクセスが遅いと思って、今日、管理画面にアクセスしてみたら「ドライブステータスが異常です」の警告が。
ストレージマネージャーで確認してみると、ミラーリングしているディスクの1台に不良セクタが発生している様子。とりあえず1台は正常なのでデータは大丈夫だけど、このまま運用する訳にもいかないので、amazon で交換用に今使っているのと同じディスクを注文。

ここ何年もディスクの障害に出会ったことなかったんで油断してたけど、やはり壊れるときは壊れるものだな。

RASの内容は、OneDriveにもほぼ同じものを置いているのだけど、クラウドはたとえプライベートな領域でもどういう理由で削除されるか判らない(今の御時世、「よつばと」や「苺ましまろ」が児童ポルノ判定されてもおかしくない)んで、予備というか常用のストレージとして外付けのSSDも購入。

BUFFALO USB3.1(Gen2)対応 ポータブルSSD 1TB ブラック SSD-PH1.0U3-BA

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  • 発売日: 2019/04/27
  • メディア: Personal Computers

とんだ出費になってしまった。

6502とApple II システムROMの秘密

モステクノロジーが1975年に発売した8bitのマイクロプロセッサー6502と、それを搭載したApplle II のハードウェアとシステムロムの内容に関する詳細な解説書。前半は6502のレジスタの構成やインストラクションセットの解説、後半はApple II のハードウェアの特徴と、システムロムに搭載されたコードを機械語レベルで解説するというもの。製品が出て半世紀近くなろうとする現在にこのような本が出る奇跡。著者の柴田文彦のアップル愛に感動するかキモく思うかは読み手のアップルに対する信仰心によるだろうなぁという本。 基本解説だけのハードウェアマニュアルのような本なので、できれば次は実践編として Apple II によるアプリケーション開発の技法書を出してほしい。無理だろうけど。

6502とApple II システムROMの秘密

6502とApple II システムROMの秘密

  • 作者:柴田文彦
  • 発売日: 2020/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

自走プログラマー

初心者を脱するための120のノウハウを紹介する本。実装からテスト、設計まで扱っている範囲は幅広い。PythonDjangoを使用しているけれど、それほど依存している訳ではないので、Python知らないから読めないといものではない。ただ内容的にはいかにも初心者向けという感じで、そこそこ経験のある人間からするとやはり物足りないものがある。