初めてのGraphQL
オライリーからGraphQLの入門書が出たので購入。
今やってる仕事はバックエンドをRESTにしてるけど、複雑な問い合わせ画面だとクエリストリングが長くなりすぎてエラーになるからGETは諦めてPOSTにしちゃうとか、ちょっと残念な気分になることがあるので、紹介系のAPIは GraphQLの方が向いてそうな気がしてる。
前半 は GraphQL の概説、スキーマ―の解説で、後半は JavaScript の GraphQL ライブラリである Apollo を利用して簡単な画像投稿サイトを実際に作成するチュートリアルという構成。
文章はかなり平易で読みやすい。チュートリアルの方はフロントエンドが React、バックエンドは Node.js + Express をベースにしていてそこら辺の解説はほぼないが、知識が薄くとも読む分にはとくに困ったり引っかかるようなとこはなかった。今回、手は動かしていないので写経するとなるとまた話は違うものがあるかもしれない。
GraphQLのクエリのパースなどの面倒な部分は完全に Apollo に任せる感じで、サーバーを自力で実装しなければならないとか、JavaScirpt 以外の言語で実装するといった用途には向かないかも。
仕事だとバックエンドはC#を使用することが多いので、C#用のライブラリを探してみる必要があるな。
初めてのGraphQL ―Webサービスを作って学ぶ新世代API
- 作者: Eve Porcello,Alex Banks,尾崎沙耶,あんどうやすし
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2019/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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